ページ

2011年9月13日火曜日

うらやす景観まちづくりフォーラム9月4日の報告

先行事例勉強会と現地境川見学会―今川花の会の事例紹介 
●開催月日 2011年9月5日 10時~1時30分  高洲公民館 2F―4
●内容 パート1 現地境川見学 (交通公園前10時→美浜→境川中央歩道橋→境川岸→富岡→今川橋→今川
花の会花壇→潮風歩道橋→高洲→高洲公民館11時30分)
パート2 高洲公民館で勉強会(11時45分~1時30分)今川花の会との勉強会 他 
●参加者 (今川花の会)4名 (景観フォーラ)12名(計 16名)

1)「今川花の会」の紹介
・境川(今川)の土手を利用、15年間、花・花木等を育てている女性ボランテイアグループ
・会員5名で自宅から水を運び植栽管理、市民からも憩いの場として高い評価を得ている

2)「今川花の会」境川花壇の先行性
・県が境川に消防用出取口を作る際、水辺階段、水辺アプローチ階段、花壇、を併設
・県の葛南土木が実績評価し植栽管理を「今川花の会」に依頼。約15年、継続は力なり
・管轄は行政だが、今後も、市民ボランティア活動、協働活動等の可能性
 震災による境川護岸の回復
・震災により今川橋付近の境川両岸堤防土手が沈下等で被災損壊
・葛南土木が現場の現状復帰を目指す。市のみどり公園課は花壇の一時的移設を支援
  (復旧資金は国と県が負担。一部市も負担の予定)
ボランティアからの要望
・今後高齢化で、水道設置要望打診。(現状は水をペットボトル、台車、車で運んでいる)
・震災復旧は単なる現状復帰でなく、強度・防災・安全を増した親水護岸が好ましい

3)3者(浦安市、市民、県・葛南土木)のメリットとは―意見交換
  「境川は県の管轄だが、景観は市民のもの」
  ・境川の景観基本プランはその都度、元町・新町地域にあわせて作ってきた。
  防災安全向上が境川景観に与える効果
・人の落下時救えないカミソリ堤防➔水辺階段、傾斜護岸は人を救える。普段は親水の役目
・震災火災発生時の川の水取水口および付帯設備、花壇公園、緑等➔災害時の余裕空間機能
・災害時の船着き場は陸の孤島化を防げる➔普段は水辺階段や親水アプローチ
     ―次世代への防災・安全教育、防災を兼ねる花壇・水利等の水辺空間利用
   長期視点にたった経済(コスト)効果
   ・全面改修:今回の震災(震度5強)の耐久性に戻すだけで境川の被災再発は防げるか?
カミソリ堤防から傾斜付(安全・親水)の肉厚堤防へ―被災再発抑制効果
   ・部分改修:花壇等、長期で大きなコスト負担にならない維持管理
         市民との協働の為に、ゆとり空間設計だけも可(実施は後年度以降でいい)
参考:(浦安市ホームページ、中町より)護岸沿いの低木植栽、コンクリート護岸修景

4)その他 ①当会年内活動日決定。9月25日、10月30日、11月20日、12月4日発表会 
②市民大学との合同発表会提案  ③有志で葛南土木訪問を提案 (by TN)

0 件のコメント:

コメントを投稿