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2013年2月24日日曜日

うらやすまち歩き新浦安WEST

今日は少し風が強かったですが、うらやす景観まちづくりフォーラムのまち歩きでした。
コースは、新浦安駅からエルシティ~美浜西エステート~美浜4丁目~境川沿い~今川地区~高洲2丁目~高洲3丁目~高洲4丁目から潮音の街、参加者は6名でした。
 美浜西エステー(UR賃貸)は最近ランドスケープと建物を大幅にリニュアル、たくさんあった樹木は無くなり、駐車場を増やし、オープンなランドスケープに、道路沿いから駐車場の車がよく見えるようになりました。植栽管理費の削減か、明るいランドスケープが望ましいのか、今後の大規模マンションの未来を見るようです。新規の開発は、制限がありますが改修の制限はありません。
 
建物はモノトーンのシャレた外観になり、明るいオープンスペースが生まれましたが、
 舞浜3丁目のパークシティ美浜、三井不動産が分譲した高級住宅街です。当時の三井不動産の戸建てまちづくりは、大変参考になる街並みができていました。レンガタイルの土留め、ツツジの灌木とカイヅカイブキの生垣の2段植栽、屋根並みもとても美しい勾配屋根でしたが、最近は、フラット屋根の建物が建ち始めました。震災の影響も大きい地区で、建て替えも増えています。
建て替えられると道路沿いは駐車場化されて、みどりがなくなってしまいます。緑の街並みが緑の無い街並みに変わりつつあります。
 丁度、住宅を解体している現場で、2段植栽の断面を見ることができました。カイヅカイブキは、剪定が難しく、道路に大きくはみ出てしまっているお宅が多いです。
 境川の護岸復旧工事も管理通路の整備になってきました。工事のために街路樹のソメイヨシノの枝が切られ、桜並木がだいぶ寂しくなりました。
 護岸は、ひどいところだけしか復旧されないので、つぎはぎだらけの護岸となりました。
 今川地区は、埋め立て事業の漁業権の換地地区のため、当初、漁業者の地権者が多く、アパートが多い地区です。敷地規模も大きい敷地が比較的多いので、豪邸も多いのですが、分割されて小宅地もあります。敷地規模、用途、高さ、色彩、植栽など多様な街並みです。
この街も当初、自治会の会則で、建築等を建てる時にルールがありましたが、現在は、廃止されているようです。しかし、街の入口にはまだ看板が建っています。建物の高さは5階以下となっていますが、看板の北側の敷地には11階建ての賃貸マンションが建っています。
 住居と共同住宅を併用したしゃれた建物が建っていました。
 中町地区と新町地区の境には、第二湾岸道路予定地がありますが、計画が不透明のまま放置された状態です。高洲側は、業務用地として民間に分譲された地区で、当初はいろいな業務に使われていた場所ですが、転売されてどこの用地もマンションに変わってしまいました。同じようなL型配置と斜線制限による形態から揃った景観となっています。
 高洲地区の幼稚園用地は、市が幼稚園を新たに作らなくなり、民間に公募されました。
ひとつは曉星幼稚園ともうひとつは、渋谷幕張の系列の幼稚園、この建物はその渋谷学園の幼稚園です。とてもモダンで幼稚園には見えない建物ですね。
 右側が高洲で一番高いプラウドのマンションがそそり立ち、左は、その後できたプラウドのマンションです。
このプラウドは震災の翌日が入居開始日でした。ランドスケープは、新浦安には多い、ヤシ類の植栽と南洋リゾート風にできています。
最後は、4年前にできたオーケーストア、当初は外観や看板は良くできていたのですが、最近、作りすぎた駐車場を時間貸しや月貸しを初め、その看板がいたるところにあります。看板が多すぎるのと黄色の目立つ原色が景観を乱しています。
天気は良かったですが、風が強かったです。この後はオーケーでお弁当をかって潮音の街自治会集会所でお昼を食べて、打ち合わせをしました。
 
次回のまち歩きは、3月17日10時新浦安駅に集合して、日の出・明海地区を歩きます。
 (K.A)


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